嫌いな人との距離の取り方(こころを守るために)

わたしたちは日々の中で、
さまざまな人と関わりながら生きています。

その中で、

「この人とは、どうしても合わない」
「一緒にいると疲れてしまう…」

そんなふうに感じる人に出会うこともあるでしょう。

できることなら、関わらずに過ごしたい。
ですが現実には、そうはいかないことも多いものです。

とくに職場や家族など、
距離を取りたくても取れない関係の中では、
こころがすり減ってしまうこともあります。

この記事では、無理をせずにこころを守るための
やさしい距離の取り方について、考えていきたいと思います。

嫌いな人がいると、こころは自然と疲れてしまう

嫌いな人がいると、こころは少しずつ疲れていきます。

わたしたちは日々の中で、
さまざまな人と関わりながら生きています。

その中で、
「どうしても合わない」
「一緒にいると疲れてしまう」
そんなふうに感じる人に出会うこともあります。

人が「感情」や「意思」「価値観」をそれぞれ持っている以上、
「合う」「合わない」は必ずありますよね。

それは、特別なことではなく、とても自然なことです。
ですのでその気持ちは、否定しなくていいんです。

距離を置きたくても、できないこともある

人間関係は、いつでも自由に距離を取れるわけではありませんよね。

よく、「苦手な人とは距離を置けばいい」
と言われることがあります。

ですが、そうも言ってられない関係もありますよね。

毎日顔を合わせる相手(家族や同僚)だったり、
仕事の取引相手だったり…。

わたし自身も、職場で苦手だと感じる人と関わる中で、
こころが疲れてしまうことがよくあります。

そのたびに、
「こんなふうに思ってしまうのは良くない」
と、自分を責めたり、

「距離を取りたいのにどうしようもないもどかしさ」
と、感じてしまうことがありました。

嫌いな人との距離は、工夫すればやさしく取ることができる

嫌いな人との距離は、完全に離れるだけではなく工夫して取ることもできます。

ここでは、こころを守るための
小さな距離の取り方をいくつか紹介します。

  • 職場の場合は限度があるが、「必要な範囲」になるべく絞る意識をする
  • 家族の場合は「こころの距離」をとるように意識する
  • 友人の場合は、「無理しない関係」を目指す

相手との関係性の違いで、
距離の取り方が違ってくるようですね。

具体的に見ていきましょう。

嫌いな人が職場にいるなら、必要な範囲にしぼる

嫌いな人が職場にいる場合、
必要な範囲に関係をしぼることで負担を減らせます。

とはいえ、職場では完全に距離を取ることは難しいものです。
(だから悩むんですよね…)

そのため、
「必要な会話だけにする」という方法が一番効果的です。

無理に関係を良くしようとせず、
仕事に必要なやりとりだけを行う。
それだけでも、こころの負担は軽くなります。

また、「相手に期待しすぎない」こともとても大切です。

わたしもそうなのですが、
「こうあるべき」や、「こういう時はこうしてくれるはず」
と相手に期待するほど、現実とのギャップで苦しくなってしまうんです。

最初から、
「あの人はこういう人だ」
と思っていると、少し気持ちが楽になります。

「期待しない」というと
少し冷たい印象を持つかも知れません。

ですがあなたのこころを守り、相手との不要な衝突を防ぐためには
大切な考え方だと思います。

嫌いな人が家族にいる場合は、こころの距離をとりましょう

嫌いな人が家族の中にいる場合は、
こころの距離を意識することで楽になれることがあります。

家族の中に嫌いな人がいる場合は、
同居の場合はとくに物理的な距離を取るのが難しいですよね。

そんなときは、
「こころの距離を取る」という考え方があります。

相手の言葉や態度を
真正面からすべて受け止めすぎないこと。

相手のことを少しふかんして見ることで、
気持ちが楽になることもありますよ。

嫌いな人が友人の場合、関係をゆるめてみる

友人関係は、関係の濃さを調整することで心地よく保てます。

そもそもですが、
無理をしたり距離を調整したりしないと
あなたのこころが保てない相手なら、つき合う理由も
ないような気もします。

ですが、もしそうも言っていられない、
という事情があることもあるでしょう。

たとえば、仲の良いグループ内にひとりだけ嫌いな人がいたり、
共通の友人がいてむげにできなかったり…。

であれば、
「関係を少しゆるめる」ことも選択肢のひとつです。

自分からの連絡の頻度を減らす、もしくはなくしたり、
会う回数を少しだけ減らしてみたり。

ただ、本当にあなたが相手のことが嫌いで、
気持ちがすり減るのであれば、関係を断つ勇気も大事だと思います。

距離を置くことは、自分と相手を守るやさしさでもある

距離を置くことは、決して冷たいことではありません。

距離を置くというと、
冷たいことのように感じるかもしれません。

ですが、自分のこころを守ることも、
とても大切なことです。

無理をして関わり続けることで、
相手に対して強い感情を抱いてしまうよりも、

少し距離を置いたほうが、
おだやかな気持ちでいられることもあります。

なぜなら、あなたのこころはあなただけのもので、
だれもコントロールする権利はないからです。

ブッダの教えから見ると、人への執着が苦しさを生むこともある

人間関係の苦しさは、こころの「執着」から生まれることがあります。

仏教では、
「執着(しゅうじゃく)」が苦しみの原因になると考えられています。

人に対しても、
「こうあってほしい」
「こうするべきだ」
という思いが強くなるほど、こころは苦しくなってしまいます。

相手を変えようとするのではなく、
「この人はこういう人なんだ」と受け止めること。

それはあきらめではなく、
こころを守るための考え方なのだとわたしは感じます。

まとめ

人間関係は急に変えようとせず、少しずつ整えていくことが大切です。

人と人との関係は、とても複雑で繊細なものです。

すべてがうまくいくものではありませんし、
すぐにうまくいくものではありません。

だからこそ無理をしすぎず、
少しずつ整えていくことが大切なのだと思います。

苦手な人、嫌いな人がいることもまた、自然なことです。
その気持ちを、否定する必要はないんです。

その中で、自分のこころを守りながら、
やさしく距離を取っていく。

それもまた、
ひとつの生き方なのかもしれません。

あなたが嫌いな人と上手に距離を取り、
少しでもこころが整うことを祈っています。

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