人を傷つけてしまったとき、どう向き合えばいいのか

この記事では人を傷つけてしまったときどう向き合えば良いのか、
そして自分を責めずに、でも他人事にしないための方法を考えていきます。

わたしたちは家事、仕事、育児など日々の暮らしの中で、
意図せず人を傷つけてしまうことがあります。

「感情のまま相手に言葉をぶつけてはいけない」
「冷静に、冷静に…」

そうわかっていても、つい、強い言葉を相手に向かって
投げてしまうこと、ありますよね。

そして、相手の傷ついた顔を見て、どうしようもない後悔が押し寄せる。

「ああ、わたしって最低な人間だ…」と。

あとから冷静になって振り返ると、よくわかりますよね。
「余裕がなかっただけなんだ」って。

今日はそんなあなたと、こころの向き合い方、こころの整え方を
心理学とブッダの言葉とともに一緒に考えていきたいと思います。

なぜわたしたちは人を傷つけてしまうのか

誰かを傷つけてしまうのは、「これ以上、傷つきたくない」というこころのサイン。

人を傷つけたいと思っている人は、きっとほとんどいないはずです。

それでもわたしたちはときどき、
大切な人にさえ強い言葉を向けてしまうことがあります。

それは、こころに余裕がないときや、
感情が大きく動いているときが多いのかもしれません。

(わたしも何度、娘に自分の感情をそのままぶつけてしまったことか…。)

心理学の世界では、人は強いストレスを感じているとき、
自分を守ろうとする反応が強くなると言われています。

つまり、自分を守るために、
本当は言いたくない言葉を口にしてしまうんです。

でもそれは「性格が悪いから」ではなく、こころが
「これ以上、傷つきたくない」と伝えていたサインとも言えますね。

自分を責め続けなくていい

人を傷つけたあと後悔するあなたは、きっと優しい人。

人を傷つけてしまったとき、多くの人は強い後悔を感じます。

それはきっと、
相手を大切に思っている証でもあります。

とくに、
「どうして〇〇なの!?」
「どうして〇〇してくれないの!?」
「こんなに言っているのに、どうしてわかってくれないの!?」
という言葉は、たいてい、相手のことを大切に思っています。
(伝え方は置いておいて)

そのときは、「自分は正しい」「相手のため」と思って言うのです。
だけどやっぱり、あとから冷静になると、後悔する。

わたしはあなたの、相手を想っていた気持ちは間違いではないと思うし、
自分を責めてしまうあなたは、とてもやさしい人だと思います。

自分を責めてしまうときのこころの整え方

もし同じことで悩んでいる友だちがいたら、あなたはどのような声をかけますか?

心理学には
「セルフ・コンパッション」という考え方があります。

これは、自分がつらいときに
自分自身にもやさしさを向けるという考え方です。

あなたがだれかを傷つけたとき、それはあなたのこころも
少し免疫が落ちていたのかもしれません。

そう感じたら、この3つをあなた自身に問いかけてみてください。

  • いまのわたしは、少し疲れていないだろうか
  • 同じことを友人がしたら、わたしはどう声をかけるだろう
  • この出来事から学べることはあるだろうか

人は誰でも失敗します。
そして完ぺきな人はいません。

もし同じ状況の友人がいたら、
きっとあなたはこう言うのではないでしょうか?

「そんなに自分を責めなくてもいいよ」と。

その言葉を、
ときにはあなた自身にも向けてあげてほしいと思います。

まとめ

どんな日も、あなたにとってきっと、かけがえのない一日です。

人を傷つけてしまった日も、
自分を嫌いになりそうな日も、

きっとその出来事には、
なにか小さな気づきがあるのかもしれません。

そして、少し覚えていてほしいのは、
どんな日も、どんな感情も、やがて移りゆく、ということです。

これは、ブッダの教えの「核」とも言える考え方ですので、
後日さらに詳しくみていきましょう。

次回は、今回の記事にも関連していて、かつ感情の中でもコントロールしにくい
「怒り」について、一緒に考えたいと思います。

あなたのこころが少しでも軽くなることを祈って。

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